遺産分割協議書を作成予定。注意すべき点はありますか

遺産分割協議書は、その後の不動産名義変更に関わる重要なプロセスです。

相続人全員の合意形成を行いつつ、間違いのない書類作成を行いましょう。

◇遺産分割・分与の内容ははっきり具体的に。

遺産分割協議書を作成する際のポイントでもっとも大事なことは、簡潔であって、分与・分割の内容が具体的に書かれていることです。

たとえば『東京都××区××町4丁目4番4号の土地250.00㎡全部を、相続人 ××花子が遺産として取得する』といったように、遺産相続の内容が曖昧でなく特定できるように記載します。

預貯金なども、銀行名・支店名、口座の種類、口座番号などをもれなく記載し、取得する金額を具体的に書いてください。

それぞれに記載した年月日を書き、相続人の名前と住所、署名捺印が必要になります。

◇書式に決まりはないが全員の合意形成が大事。

遺産分割協議書の場合、法令としてとくに定められた書式はないようですが、署名捺印については自著であること、その他の文言についてはパソコンやワープロなどを使ったフォントでも認められています。

詳細な書式のサンプルは、ネットを検索すればすぐに見つかりますので参考にしてください。

不動産名義変更は、このような協議書の内容がハッキリとした後、再度、法定相続人同士で確認しあって問題がなければ手続きに入ります。

法定相続人の数が多く、遺産相続が複雑に絡みあう場合は、こうした協議を何回か繰り返すこともあります。

◇遺産分割協議書は、続人全員の意思と合意内容を明らかにし、後々のトラブルを防ぐためです。

また不動産名義変更を円滑にすすめるためでもあります。

合意形成には時間がかかりますが、じっくり対処していきましょう。

 完成した遺産分割協議書は相続人全員の枚数を用意し、割印して保管します。

これがあることで、不動産名義変更など後々の手続きがスムーズに運びます。